こんにちは。お富こととみざわです。
以前、ある記事で『「1円安いガソリンを入れるために10キロ離れたガソリンスタンドまで行く」「無料のドーナツをもらうために1時間並ぶ」こういう奴はバカだ』という内容のものを読んだことがあります。
あなたはこういう人のことをどう思いますか?バカだと思いますか?
色々な考えがあると思いますが、僕は全くそうは思いません。逆に素晴らしいと思います。
そもそも彼らからしたら「別にいいじゃん。ほっといてくれ」という話です。他人がいちいち口出すなと言いたいでしょう。
1円安いガソリンを入れるために10キロ離れたスタンドまで行くことは普通で考えたら「損」です。移動するための時間やガソリン代を考えたら完全にマイナスです。でもその判断と行動力は素晴らしいと思います。
家からガソリンスタンドまで行くまでに家族との会話もあるかもしれませんし、その道中で新しい出会いがあるかもしれません。その行動で得られるものもたくさんあると思います。
また、無料のドーナツを1個もらうために行動するというのも素晴らしいことです。30分電車に乗り、額から汗して歩き、そして店の前で1時間並び、1つのドーナツを手に入れる。普通に考えたら電車代や移動時間を考えたら損しかありません。
1個のドーナツは150円くらいです。ある人は「そんなの買えばいいじゃん」「買った方が安いし時間も無駄にならないでしょ!」というかもしれません。
ですが、1個のドーナツをもらうために電車代や時間を犠牲にして行動する彼らの行動力は素晴らしいものがあります。
その行動で普段は気づけなかったものに出会えるかもしれません。1時間並んでいる時に他人の会話から新しいヒントをもらえるかもしれません。運動不足の人は歩くことができたので健康向上するかもしれません。その行動をしたからこそ得られるものは大きいです。
ある記事ではこのように行動する人を「愚か者」「非効率でバカな奴」という人もいますが、決してそんなことはないでしょう。「そんなことを言うお前の方がつまらんわ!」と思ってしまいます。
そもそも、人生なんて非効率なことをやっている方が絶対に楽しいです。好きなことをして、ゆっくりと過ごしている人生の方が絶対に幸せだと思います。
人生は非効率なほうが楽しい
もし効率的なことだけを考えていたら旅行なんて行けません。
「寝て、飯を食う」ということだけを考えていたら、我が家で過ごしている方が効率的です。
でも人はそれを求めません。それを続けていたら不幸な人生になると感じているからです。自分の知らない所に行って新しい経験をすることに人は幸せとか喜びを感じる生き物です。
1ヶ月前から旅行の準備をして、ホテルも予約して、旅行前日に押入れからバッグを引っ張り出して支度をします。バッグには喜びや希望という感情も詰めていきます。そして旅行当日は車に乗り込み、時間とガソリンを使って宿へ向かいます。そこで楽しい思い出を作っていきます。
人はこのプロセスに喜びとか楽しみを感じると思うのです。時間も金もかかりますが、この喜びを味わえるのなら喜んで差し出せます。
効率的なことを求めて「旅行なんて時間と金の無駄」「家で寝ている方が得」というネガティブな人はまぁつまらない人間ですよね。そんな人の話に耳を傾けたくはないでしょう。
非効率なことを全力で楽しんでいる人はやっぱり魅力があります。
趣味なんかは全部非効率なことです。釣り、キャンプ、スキー、サーフィンなどは真面目に考えれば全部非効率で無駄です。金もかかるし、時間もかかります。
でもここから得られるものはとても大きいです。趣味仲間が増え、仲間との会話から得られるものもたくさんあります。スキー場に行くまでにガソリン代や高速代もかかるしリフト代もかかりますが、金では計算できないもっと素晴らしいものが手に入るでしょう。
非効率なことを全力でやるというのは本当に大事です。人生の質が上がります。
そして非効率なことをできる環境を作ることも大事です。忙しく働けば効率的なことを最優先にしてしまいますし、金稼ぎのことばかり考えると非効率なことは排除しようとします。
非効率なことをしても人生を楽しめる環境を自分で作ることは重要です。
僕は、50年前のビートルという車に乗っています。

この車はエアコンもないし、窓も手動ですし、ABSやエアバッグもありません。夏はヤバイくらい暑いです。汗だくになって車に乗っています。しかも壊れやすいし。
現代の車が好きな人から見たらクソ車です。これから自動運転の車が出てくるというのにこんな化石みたいな車乗っている奴は愚か者としか言えません。
でも、この非効率で不便な車に乗っているから感じれることや出会える仲間もいます。自分も好きで乗っているので気持ちが向上します。エンジンをかけた時の「ババババン!」という騒音が凄まじく好きという気持ちよさも味わえます。
効率性を考えれば軽自動車がベストです。税金安いし、そこそこ安全だし、燃費もいい。軽自動車サイコーです。もっと言えば車なんか持たない方がいいです。タクシーの方が安上がりかもしれません。
でもなんか違うんですよね。
効率的とか経済的というモノサシで考えていると、なんかつまらないです。つまらなくて当たり前の選択肢かしないので毎日がつまらなくなります。
やっぱり我慢して軽自動車は乗りたくはないです。一度きりの人生なので自分の好きなモノに囲まれて生きたいです。
そこに効率性とか不便とか、そういう選択肢はありません。自分が好きかどうか。気持ちいいかどうかだけです。
他にも僕は畑仕事もしています。


市民農園を借りてトマト、枝豆、ナス、きゅうり、ピーマン、パプリカ、バジル、人参などを育てています。
市民農園を借りるのに年間12000円かかります。自宅から市民農園まで行くのに車で片道20分かかります。他にも種代とかもかかります。
どう考えたってスーパーで野菜買った方が安いし効率的ですよね。
でも、こうやって畑をすることで自分の親と一緒に畑に行ってコミニケーションを取ることができたり、子供に収穫と食べる喜びを与えることができます。目の前にできているトマトを取ってその場で食べるという行為は子供にとってなかなか経験できないことです。
無農薬なので健康的な野菜を食べることもできます。
先日、コミニティーメンバーの方から聞いたのですが、土に触れるとストレスが緩和されたり健康向上に繋がると言っていました。スーパーで売っている野菜は農薬をまいて育てられているので野菜本来の栄養は半分くらいとも言われています。
見えないところでプラスの作用も働くようです。
非効率な行動から得られるものは予想以上に大きいと思います。
金で物事を考えるのではなく、したいことをするべき
金で物事を考えるとつまらない選択しかできません。
「これは儲かるか儲からないか」みたいなクソつまらない思考しか生まれません。こんなことを毎日考えて生きていたら人生後悔しかないです。
人生は好きなことをして、楽しく生きることが最も大事なことですよね。これは当たり前です。好きなことに非効率も不便もありません。それができているだけで楽しいのですから幸せな生き方になります。
あとは、それを実現できる働き方が重要になります。
好きでもない会社に行って、好きでもない仕事をして1日の大半を拘束される生き方では非効率な生き方を楽しむことはできないでしょう。
会社に10時間拘束されれば、自分の時間は1日2時間程度しかありません。そうなれば確かに効率的なことを求めてしまいます。その結果自分のしたくない選択をしなければなりません。
なので、サイトが収益を生む仕組みを作ることは大事ですし、会社を作って従業員が働いてくれて収益を生む仕組みも作ることもいいと思います。自分が動かなくてもお金が生まれる仕組みができてしまえば非効率なことを十分楽しめることができるでしょう。
僕はアフィリエイトやメールマガジンという資産を作ることで、非効率なことを楽しめる生活ができています。仕組みを作ることは大変で時間もかかりますが、頑張ればいつかは自分に自由を与えてくれるものになります。
まずは「自分は何をしたいのか」を決めて、それを実現するためには金はいくら必要で、どのような働き方だったら実現できるのかを見出すといいと思います。
僕はそれがアフィリエイトでした。
少年時代を思いだして!楽しいと思えることに全力で取り組もう!
小学生の時は、楽しいと思えることに全力で取り組めたと思います。
ブランコもひたすらこぐことができたし、滑り台も無心で何回も滑り落ちることができました。あの時の情熱は今も持つべきだと思います。
少年のようなキラキラした情熱を持ち、楽しいと思えることに無心で取り組めれば、仕事も生活ももっと楽しくなります。
夢や希望、やりたいことを見つけないと、目標は定まりません。
僕が好きなバンドに「suchmos」というバンドがいるのですが、彼らは「俺たちは音楽が好きだ。だから今このステージに立ってんだ。」と言っていました。この言葉にはものすごく深い意味があると感じます。
好きなことをできる人生は最高です。
追伸:
この前、新潟のアフィリエイトメンバー(僕が主催するエクシードザリミットのメンバー)と新潟市万代にある信濃川河川敷のミズベリングというところに行ってきました。
ここはキャンプ道具メーカーの「スノーピーク」が主催しており、スノーピークのテントの中で食事やお酒が楽しめるというところです。






ここはオススメスポットなので新潟に来たらぜひ一度行ってみてください。キャンプの楽しさや外で酒を飲む気持ちよさを味わえますよ。
テントを張り、テーブルと椅子を置いて酒を飲むだけで、居酒屋や自宅では味わえない質の高い時間を得ることができます。こういうのサイコーです。
スノーピークの社長は「好きなことを仕事にする」を掲げて会社経営を行なっています。「人生に野遊びを」をテーマにしている会社です。
この思いに共感する人がスノーピークの道具を買ったりこういうミズベリングに集まったりします。
好きなことを見つけて、それに没頭できる人生はサイコーの人生ですね!