Kindle出版を考えるとき、最初の関門となるのが「税務情報の入力」です。特によくわからないのが「TIN」というものです。
名前や住所はスムーズに入力できても税務情報のところでTINを入力する項目が出てきて挫折する人も多くいます。
TINというのは簡単にいうと「アメリカの納税者なのかそうじゃないのか」ということを伝える番号のようです。
「納税者番号を持っていない」にチェックを入れて登録することもできますが、そうすると30%の税金が取られてしまいます。しかもアメリカに支払う税金です。アメリカに住んでいないのに30%も無駄に税金を取られるのは嫌ですよね。
もし10,000円の売り上げが上がったら3,000円もアメリカに税金を支払うことになるのです。
もし100,000円の売り上げが上がったら3,0000円も税金を支払うことになるのです。
これは避けたいところです。
これを避けるには、自分のマイマンバーをTINの項目に入力するようにします。そうすると税率30%→税率0%に変わります。これで無駄に税金を支払わずに済み、もらえるお金も増えていきます。

Kindleで売り上げを上げるためにもまずは正しい方法でKindleパブリッシングに登録しましょう。このページではKindleの登録方法を図解入りで解説していきます。
Kindle出版 個人情報登録
まずはKindleパブリッシングにアクセスします。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP

自分が持っているAmazonアカウントでサインインします。もしAmazonアカウントがない場合は作りましょう。

サインインしたら「アカウント情報は不完全です」のところにある「今すぐ更新」をクリックします。

まずは著者情報を入力します。
ここの項目は日本語で入力しても大丈夫です。
電話番号は+81で始まる番号で入力します。
例えばあなたの携帯電話番号が「090-1234-5678」だった場合、「+81-09-1234-5678」と入力します。
銀行口座情報登録

今度は入金先の銀行口座情報を入れます。売り上げが上がったらこの口座に入金されるので楽しみですね。口座情報は間違わないように入力しましょう。入力が終わったら「追加」をクリックします。

ここでは「いいえ」を選択します。そうすると口座情報の登録が完了します。
税務情報 登録

今度は「税に関する情報を登録する」をクリックします。

「変更が保存されていません」と出たら「保存して続行」をクリックします。

納税区分 個人
あなたは米国人ですか いいえ
ステータス いいえ
を選択して先に進みます。

ここから個人情報を書いていきますが、ここでの入力は日本語ではなくローマ字で入力します。住所を英語で入力する方法がわからない場合はこちらのサイトが便利です。
http://judress.tsukuenoue.com/
日本語で自分の住所を入力すると英語の住所に変換してくれるものです。

ここがかなり重要なところです。TIN値には自分のマイナンバーを入力しましょう。そうすると税率が30%→0%になります。「納税者番号を持っていない」にチェックを入れて登録もできますが、そうすると30%の税金が引かれてしまいもらえるお金が減ってしまいます。ですので必ず自分のマイナンバーを入れるようにしてください。
今手元にマイナンバーがない場合はとりあえず「納税者番号を持っていない」にチェックを入れて登録を進めても大丈夫です。あとでマイナンバーを追加することができます。あとで追加しても税率0%にすることができるので安心してください。
ちなみに私は4年間もマイナンバーを入力していなかったため、無駄に30%も税金を支払っていました。Kindleで総額200万円以上の売り上げが上がっていたので60万円分は無駄に税金を払っていたことになります。
お金を守るためにも必ずマイナンバーを入力しましょう。

「税制上の居住国」は日本に選択して確認をクリックします。そうすると税率0%になります。

最後に署名して送信します。署名もローマ字で入力します。


最後にプレビューを確認して「フォームを送信」をクリックします。そうすると登録が完了します。

適用源泉税率が0.0%になっていますね。これで無駄に税金を取られる心配はありません。
最後に「インタビューを終了」して終わります。
これでKindle出版者情報の登録が完了しました。あとは原稿を作って表紙画像を作ればすぐに出版ができます。
まずは登録まで進めていきましょう。